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KIYA-HEN CLUBLOG 2016年度版  「ヤバイよっ!」って言われても、言っちゃうんだけどさ…。(笑)
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2013年のある日。
10年来の知り合いである某女性より、婚約者として紹介された「K」という男。
元ギブソンカスタムショップのギターテックで、現在はNASAの特別捜査官と紹介された。
 
かなり眉唾な経歴だが、まぁ世の中色んな奴が居るので、頭から否定することも出来ない。
※後にこの否定出来ないって感覚を上手く逆手に取られていた事に気付くわけだが…。
 
彼はオレの目の前で、ギターのブリッジの不具合をヤスリ1本でサクっと直して見せてくれた。
オレは、その経歴はともかく、彼のギターテックとしての腕に確信を持った。
そこから付き合いは始まったわけだ。
 
地元札幌の連中に、この凄腕テックを紹介して皆の音を良くする、「セットアップミーティング」なるイベントを考案した。
これは同時に自分の楽器のメンテナンスもしてもらおうと言う、一石二鳥な計画だった。
 

しかしそれは、大きな間違いの始まりだった…。

 
セットアップミーティングで作業をする「K」は、オレを含む数名に対してものすごく親切で優しく、完全に信用を勝ち取っていったかのように見えた。
しかしその時既に「K」の腹黒い策略が始まっていたのかもしれない。
 
2014年の6月のある日、彼はSNS上で1枚の写真を出して、「実はカワサキのテストライダーをやってたんだ。」と言った。
その写真には、カワサキのバイクに跨ったヘルメット姿の人物が写っていた。
ヘルメット姿なので、顔がわからない。
 
彼の経歴は、最初の段階で彼自身より聞いている。
25歳で単身渡米。
ヘルズ・エンジェルズのカメラマンとして数年を過ごし、その後バイクショップやレストランでアルバイト。
1997年頃に、ジェファーソンのヨーマに出会い、ギブソンカスタムショップの技術レクチャを受け、そのままギブソンへ就職。
2005年までサンフランシスコに来る著名アーティストのライブステージ専用のギターテックとして、数々のアーティストと仕事をした。
その後、NASAの契約職員を経て、正式にNASAの特別捜査官になり、現在は311でメルトスルーした福島第一原発に起因する、日本国内の放射能濃度を測定し、アメリカ本国の所定の機関に報告をするのが任務だと言ってた。
 
この経歴のどこに、カワサキのライダーをやっていたのだろうか?
写真のバイクは2010年頃のモデルと思われるのだが、2010年にはNASAに居るべき人間が、カワサキのライダーをやっているのは、不自然である。
最初の疑問はこれだった。
オレは、提示された画像を検索にかけた。
引っかかった画像は、某バイク専門のwebsiteに掲載されているバイクのテストシーンの中の1枚だった。
そのライダーはあからさまに白人で、「K」では無かった。
この時点でオレの中で葛藤が起きた。
この嘘つき野郎と、こいつの持ってるテックとしての技術。
どっちを取るべきかという問題だ。
オレは、テックの腕とその秘密を知りたかったので、しばらくは我慢してテックの技術を盗む方向で考えた。
 
その後、別な写真を掲載して「これはオレがNASAでパイロットの訓練を受けている時の写真だ」と言って、NASAのロゴが入ったヘルメットを装着した写真を見せられた。
オレは既にバイク写真疑惑を抱えていたので、この写真も検索してみたが、該当する写真に其の時には巡り会えなかった。
 
彼は、写真を出して何かと自慢するのが好きだった。
珍しいレスポールを入手したと言っては写真を上げ、数分後には消す。
NASAでの勲章を見せては、やはり数分後にはすぐ消す。
特別捜査官のバッジを見せてはすぐ消す。
NADAのIDカードを見せてはすぐ消す。
しかし、自分の顔写真などは絶対に自分では載せない。
なので、ヘルズ・エンジェルズ時代も、ギブソン時代も、NASA時代も一貫して、彼の顔が確認できるような写真は出て来なかった。

そう、1枚もだ。

こんな事を日常的に繰り返していたので、オレもかなり麻痺していた部分もある。
今考えると、なぜ「すぐ消す」のかなぜ「顔の出てる写真が1枚もない」のか理由がわかったような気がする。
そして、疑惑が残ったまま、夏が過ぎた。
 
秋になり、オレは「K」の家に泊まる機会を得た。
「K」の部屋には、数本のニセギブソンのギターがあった。
 
オレはそれを見て「K」に言った。「このギターは中国製のニセモノだけど、どうしてこんなものを?」と。
「K」曰く、

「これらはニセモノではなく、中国のギブソン工場で作られた正規品で、それらの失敗作(つまり2nd品)に安いパーツを付けて弾けるようにしたものだ。」

と言うのだ。
また、

「見習いの職人が習作として作ったギターだ。」

とも言っていた。
「K」は、自分がギブソン出身者だからそういう物が手に入るのだと言う。
 
しかし、オレの目は誤魔化せない。
ロゴの材質や形、ヘッドの形状、トラスロッドの仕込み方、ひいてはキャビティーの座刳りサイズや、ハードウェアはもちろん、仕上げの塗装まで、全てが明確にニセモノなのだ。
しかし、この場面で言い争っても仕方が無いので、彼の言いたい様に言わせておいた。
 

この時点でオレの中では彼は完全に黒になった。

 
思い返してみると、彼のハンダ付けのテクニックは素人そのものだったし、知識もかなり偏っていて、バンブルビーとブラックビューティーとオレンジドロップしかしらない。
他の知識が殆ど無いので、聞いても「そんなのはアメリカじゃ誰も使ってない。」とか、逆に自分が知っててオレ達が知らないときは「アメリカじゃ常識だよ。」等と「アメリカ」を必要以上に強調するのもちょっと異質だった。
何より、ギターを殆ど弾けないってのは驚いた。
自称ギブソンのテックがギター弾けないなんてありえない話だ。
街の楽器店でさえリペアーコーナー任せるならば、ギタープレイヤーってのは必須だ。
ギブソンのカスタムショップなのに、弾けないなんてありえない話だ。
 
そんな日々が過ぎ、2014年12月のあるとき、「K」はオレの地元の女の子数人を集めて「お料理教室」を始めていた。
「K」の婚約者はその「お料理教室」が気に入らないらしく、何かとガタガタ騒ぐのだった。
オレと、オレの彼女は、その婚約者をなだめるために、「K」との間に入って、何度も二人を説得した。
婚約者には、「心配する必要もないし、安心してほしい」と伝え、「K」には「少し婚約者の気持ちを考えて行動しろ」と何度も忠告したが、「K」の行動は改まるどころか、どんどんエスカレートして婚約者に対して不義理な言動が目立つように成った。
その不義理さを「K」に指摘していたオレの彼女は「K」に、「俺に喧嘩売ってるのか?」と脅されたわけだ。
お陰で彼女はショックを受け数日は口も聞けない状態になった。
 
オレは驚いた。
まさか、自室を貸してまで「K」の滞在を最大限サポートしてたオレの彼女に対して、このような物言いをするとは夢にも思っていなかった。
また、其のショックで口も聞けなくなっている彼女を見て、「K」に対する怒りが頂点に達した。
 
オレは、今まで溜まっていた「K」に対する不信感も頂点に達した。
そして、そのお料理教室で語られている情報を入手した。
そこには、オレや彼女に対する誹謗中傷はもちろん、以前に見せたNASAのヘルメットの写真やら、特別捜査官のバッジの写真を再度提示て、自分の身分を騙る「K」の姿があった。
その写真をもう一度、検索にかけてみた。
2〜3のサイトを経由して、6月には発見できなかった写真を発見した。
もちろん、どれも別人の写真だった。
「K」は全くの他人の写真を提示して自分の写真だと偽っていたわけだ。
NASAのバッジに関しては、完全なおもちゃで、オークションサイトなどで普通に手に入るシロモノだった。
 
オレはこの情報を得た段階で、完全に「K」に対する信頼は失われ、むしろ自分を含むセットアップメンバーをこの1年騙し続けていたことに怒りを覚えた。
ある程度の証拠を確保した時点で、セットアップメンバー全員にこの事実を秘密裏に通達した。
一部の連中は驚きのあまり返答も返さない。
また一部の連中は、怒りに任せたメッセージをバンバン送りつけてきたりもした。
 
其の中で、「K」から高額商品を買わされた人が出てきた。
念のため、買った商品を調べてみたが、「K」の触れ込みとは全く違うものだったり、あのオレが9月に見た偽ギブソンを「本物のB級品」として買わされていた奴まで居た。
オレはこの楽器についても調べた。
ギブソンへ問い合わせてニセモノであることも確認した。
其の上で、警察へ届けも出した。
 
現在「K」は潜伏中と言うか、オレとは不通なので何をしているかしらないが、恐らく彼の自宅が有る横浜に滞在しているだろう。
 
婚約者は、まだ「K」を信じているようだが、明確に嘘の写真をだして自分だと偽る人間性の男をなぜ、そこまで信じれるのか不思議でたまらない。
仮に、経歴等が本当でも、写真を出して嘘を言ったことや、ニセブランド品を売った事実は無くならない。
それでも、信じれてしまう女の気持ちがオレには理解できない。
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